一般媒介契約と専任媒介契約について

はじめての不動産売却TOP >> 基礎知識 >> 一般媒介契約と専任媒介契約について

一般媒介契約・専任媒介契約・専属専任媒介契約について

■一般媒介契約について(メリット・デメリット)
一般媒介契約とは、不動産屋を仲介して不動産を売却する際に、不動産屋と結ぶ契約のことです。一般媒介契約の他に、専任媒介契約と専属選任媒介契約がありますが、その契約の種類の中でも、最も自由度の高い契約方法が、一般媒介契約です。

一般媒介契約を結ぶメリットは、自分の希望通りに不動産を売却できることです。自分の不動産を売却するのに、何ら制限がかかるわけではなく、複数の不動産屋と一般媒介契約を結べば、一番良い条件の不動産屋で不動産を売却できます。また、不動産屋と一般媒介契約を結んでおきながらも、不動産屋を通さずに不動産の売却もできるので、最も自分の希望に合った契約のできる買主が見つかれば、自由に売却できるのが、一般媒介契約です。一般媒介契約を結んでいる不動産屋を介さずに不動産を売却しても、お咎めは有りません。また、複数の不動産屋を窓口とできるので、それだけ購入希望者を多く募ることができ、できるだけ早く不動産を売却したい方におすすめです。

しかし、デメリットももちろんあります。一般媒介契約のデメリットは、複数の不動産屋が売主の不動産の売却の窓口となるので、相場よりも低い売却価格になる恐れがあることです。なぜかというと、複数の不動産屋と媒介契約を結ぶと、どの不動産屋が先にその不動産を売るのかと競争になります。そのため、不動産屋が売却を急ぐあまり、買主の値段交渉に負けてしまい、売主の希望の売却価格での売却とならないことがあります。

■専任媒介契約について(メリット・デメリット)
専任媒介契約は、不動産を売却する際に、売主の代わりに買主を見つけてくれる不動産屋と行う契約です。一般媒介契約と異なるのは、その自由度です。一般媒介契約は、売主の取引自由度が高いものですが、専任媒介契約はそれと比べると自由度が低いです。

専任媒介契約を結ぶメリットは、全国の不動産屋に不動産の情報を流してもらうことができることです。なぜかというと、専任媒介契約を結んだ不動産屋は、契約を結んでから7日以内に指定流通機構へと不動産の情報を登録しなければならないからです。これは不動産屋の義務であるので、専任媒介契約を結んだ不動産屋は、必ず行わなければなりません。全国の不動産屋に不動産の情報を流してもらえると、最も良い条件で買主を見つけられる可能性が高くなります。また、売主は自分で買主を見つける自由もあるので、不動産屋が見つけてくる買主とは別に、自分で買主を見つけることができます。

専任媒介契約を結ぶデメリットは、複数の不動産屋と契約ができないことです。一般媒介契約では、複数の不動産屋と契約できますし、不動産屋を通さずに買主を見つけることも可能でしたが、専任媒介契約では、専任媒介契約を結んだ不動産屋以外との契約ができません。ただし、自分で買主を見つけるのは自由なので、不動産屋でなければ、専任媒介契約を結んだ不動産屋以外の個人に不動産を売却できます。また、逆にいえば窓口が1つの不動産屋に絞られるので、スムーズな取引ができ、メリットでもあります。

■専属専任媒介契約について(メリット・デメリット)
専属選任媒介契約とは、不動産を売却するために不動産屋と結ぶ契約の中で、最も売主の自由度の低い契約です。なぜかというと、専属選任媒介契約を結んだ不動産屋を通さないと、不動産を売却できない契約であるからです。そういうと、デメリットのように聞こえますが、メリットもデメリットもそれぞれあります。

専属選任媒介契約を結ぶメリットは、窓口が1つに絞られるので、信頼のおける不動産屋に任せておけば、自分の希望の条件で不動産を売却できます。また、専属選任媒介契約を結んだ不動産屋には、5日以内に指定流通機構に不動産の情報を登録する義務があります。そのため、専任媒介契約と同じように、全国に購入希望者を募ることができます。また、専任媒介契約よりも、期限が早いので、より早く購入希望者を募れます。また、1つの不動産会社が窓口となるので、価格交渉も安定して行われ、安心して取引ができます。

専属選任媒介契約を結ぶデメリットは、売主が自分で買主を見つけられないことです。専任媒介契約では、不動産屋は1つに絞られるものの、売主が自分で買主を見つけるところまでの制限はありません。しかし、専属選任媒介契約では、この契約を結んだ不動産屋が見つけてきた買主としか契約ができません。ただし、このデメリットは、不動産を売却するのに知識のある方であればネックとなるところでしょうが、そうでない方にとっては、すべてを不動産屋に任せられるので、そうではありません。

どの契約形態を選ぶのがベストなのか

前述した通り、不動産を売却する際に不動産屋と結ぶ契約は3種類あるところですが、どの契約の形態にするのがベストなのか迷うところです。どの契約形態がベストなのかについては、売主の考え方によります。

まず、不動産の売却などに詳しく、より条件の良い買主を見極める力のある売主である場合、一般媒介契約を結んだ方がベストです。なぜかというと、どんどん自分で条件の良い買主を探した方が、より良い条件で不動産を売却できるからです。一般媒介契約が最も自由度の高い契約なので、不動産売却スキルに長けた売主は、この契約がベストです。

次に、不動産の売却にそれほど詳しいわけではないけれど、知り合いやツテからも買主を募れそうな売主である場合、専任媒介契約を結ぶのがベストです。不動産を売却するスキルがそんなにない売主だと、複数の不動産屋に依頼するよりも、1つの不動産屋に絞った方が、安定した取引ができます。しかし、知り合いやそのツテにも募れそうな場合には、自分で買主を探してもOKである専任媒介契約にすると、より安定した不動産の売却ができます。

そして、自分で買主を探す予定のない売主の場合、専属選任媒介契約を結ぶのがベストです。1つの不動産屋に任せておけば、不動産の購入希望者を安定して募れます。もし、希望の条件でない場合には、不動産屋に交渉を任せられるので、安心です。さらに、最も条件の良い買主も早く見つけられるので、自分で何もしなくても取引を安定して行えます。

>> まずは「不動産売却の一括査定」で複数社の見積もりを無料でとろう!


Copyright (C) 2017 はじめての不動産売却ガイド All Rights Reserved.